水谷豊さんと娘・趣里さんの初共演映画が、まさかの“白紙”に！
その裏には、趣里さんとBE:FIRST三山凌輝さんの結婚報道、そしてスキャンダルの余波が…。
夢だった父娘共演がなぜ頓挫したのか？
芸能界の裏側と、家族の絆が試される展開に迫ります。
映画監督・水谷豊が温めていた“父娘共演”の夢
趣里との共演映画はいつ構想された？
俳優としてだけでなく、映画監督としても高い評価を受けている水谷豊さん。
これまで3本の監督作を手がけ、いずれもヒューマンドラマとして話題を集めてきました。
そんな水谷さんが次に選んだテーマは、“親子”──。
そして、その主演には実の娘である女優・趣里さんを想定していたのです。
映画の構想は、趣里さんがNHK朝ドラ『ブギウギ』で主演を務めていた頃から進められていたと言われています。
ドラマ終了後のタイミングでの撮影を目指し、脚本の準備も水面下で進行中だったとか。
映画業界関係者の間でも、「ついに父娘共演が実現か？」と期待の声が高まっていたそうです。
どんな脚本だった？映画のテーマと内容
気になるのは、その映画の中身。
水谷さんが温めていたのは、家族の絆と再生を描くヒューマンストーリー。
とある地方都市を舞台に、価値観の違いから疎遠になった父と娘が再び心を通わせるまでの物語だったと報じられています。
趣里さんはこの映画で、都会から地元に戻ってきた気鋭の編集者という役どころを演じる予定だったそう。
一方、水谷さんはその父親役として出演し、頑固ながらも不器用な愛情を抱える人物を熱演する予定でした。
しかし——、この夢の企画はある報道によって大きく揺らぐことになります。
頓挫の理由は“娘の結婚報道”だった？
BE:FIRST三山凌輝との結婚とは
2025年5月、芸能界に衝撃が走ったニュース──
趣里さんと、人気ボーイズグループ「BE:FIRST」のメンバー・三山凌輝（RYOKI）さんとの結婚報道です。
二人は以前から親密な関係が噂されていましたが、正式な交際発表もないまま突然の“結婚準備中”報道。
ファンの間では驚きと祝福の声が広がる一方で、芸能関係者からは「タイミングがあまりに突然」との声も上がっていました。
さらにこの結婚報道が、水谷さんの映画計画にも影響を与えることになるのです。
YouTuberとの詐欺疑惑も影響か
三山さんには別件のスキャンダルも浮上していました。
人気YouTuberとの“結婚詐欺疑惑”が同時期に報じられ、ネット上では炎上状態に。
信頼性に疑問符がつくような内容に、水谷さんも大きなショックを受けたと報じられています。
報道によれば、水谷さんは娘・趣里さんに対して直接は批判しなかったものの、精神的に動揺していたとのこと。
「この状況で親子共演映画を撮るのは難しい」と判断し、いったん計画を白紙に戻したとされます。
水谷豊が動揺した背景とは？
水谷さんは、公私にわたって誠実な姿勢で知られるベテラン俳優。
そのため、スキャンダルや芸能ゴシップに巻き込まれることを極端に嫌うタイプでもあります。
かつて妻・伊藤蘭さんとの共演作でも、慎重に演出や演技にこだわったという話は有名です。
そんな水谷さんにとって、娘のパートナーを巡る騒動は、映画制作に集中できない大きな要因だったのかもしれません。
家族共演が持つ“芸能界の重み”
妻・伊藤蘭との共演が語る家族愛
水谷豊さんが家族との共演に並々ならぬ思いを持っていることは、過去の作品からも明らかです。
2013年に公開された映画『少年H』では、妻・伊藤蘭さんと約29年ぶりの夫婦共演を果たし、大きな話題を呼びました。
当時、水谷さんは「家族だからこそ伝わる空気感を大切にしたい」と語り、伊藤さんもそれに応える形で出演を決断。
本物の夫婦が演じたからこそ、スクリーンの中ににじみ出るリアリティと温かさは格別なものでした。
だからこそ、次なる“家族共演”の相手として、娘・趣里さんとの共演には特別な意味があったのです。
親子共演が視聴者に与える感動の力
親子や夫婦など、実際の家族が共演することで生まれる“特別な空気”。
それは、視聴者にとっても感情を揺さぶる要素となります。
親子の葛藤や和解を描いたストーリーに、実の父娘が出演していたと知ると、作品への没入感がぐっと深まるのです。
さらに、家族ならではの自然なやりとりや細かな仕草が、演技以上の“真実味”をもたらします。
だからこそ、水谷さんと趣里さんの共演は、ただの話題性だけでなく、芸術的にも高い期待を集めていたのです。
“再始動”はあるのか？今後の展望
水谷豊は映画制作を続けるのか
計画していた映画の頓挫により、一時は「監督業から退くのでは」と心配された水谷豊さん。
しかし、現在も脚本の練り直しや別企画の準備を水面下で進めているとの情報もあります。
水谷さんはかねてから「映画は人生を映す鏡」と語っており、家族をテーマにした作品作りには情熱を持ち続けている様子。
今回の件で一度立ち止まったとしても、再びカメラの前に立つ日は遠くないかもしれません。
趣里の仕事と家庭、どう両立する？
一方で、結婚報道により生活が大きく変化した趣里さん。
現在は主演予定だった連ドラも降板し、家庭を優先しているとされています。
ただ、女優としての実力はすでに広く認められており、今後の復帰は時間の問題とも。
家庭と仕事のバランスをどう取るか──それが、再び“共演”への道を開くカギとなるでしょう。
芸能スキャンダルと家族の在り方を考える
芸能界では、スキャンダルが仕事に与える影響は避けられません。
とくに家族やパートナーに関わる報道は、本人だけでなく周囲の活動にも大きく響くものです。
今回のケースは、「個人の問題が家族の夢まで壊しかねない」という一例とも言えるでしょう。
それでも、水谷家が大切にしてきた“家族の絆”が、報道や世間のノイズを乗り越える未来を信じたいところです。
まとめ｜スキャンダルを超えて…父娘の絆に期待
水谷豊さんと趣里さんによる“父娘共演映画”の白紙化は、多くのファンにとって残念なニュースでした。
しかし、計画そのものが消えたわけではありません。
時が経ち、状況が落ち着いたときに、ふたたび夢の共演が実現する可能性も十分にあります。
家族だからこそ生まれる深い絆が、いつかスクリーンに映し出される日を願ってやみません。
